Seedance の使い方 | 初めての動画生成まで

Seedance の使い方を順に解説。バージョンの確認、尺と解像度の設定、セリフ入りプロンプトの書き方、送信とポーリング、費用の抑え方。
Seedance の使い方を覚えるのに必要なのは、およそ4つの決定とひとつのテキスト欄です。ByteDance のこの動画モデルは、書いたプロンプトと、添付した参照画像を、音がすでに混ざった完成クリップに変えます。人がつまずくのはプロンプトではありません。尺、解像度、アスペクト比、音声が、記述するものではなく設定であること、そして請求が出力の秒数で数えられることです。
まず、自分が使っているバージョンを確かめる
出回っているバージョンは2つあり、挙動が違います。2026年7月31日 に発表された Seedance 2.5 は、1リクエストで4〜30秒を生成します。Seedance 2.0 は15秒で止まります。
無料のテストで決着がつきます。20秒の生成をリクエストしてください。尺のフィールドで弾かれて返ってきたら、あなたがいるのは 2.0 です。この拒否はタスクが作られる前に起きるので、何も課金されません。出荷された 2.5 のビルドは、-face で終わるモデル文字列でも識別できます。
以下の内容は、バージョン名が付いている数字を除いて、両方に当てはまります。
Seedance の使い方: 4つの設定
これらはフィールドです。プロンプトに「縦にして、だいたい10秒で」と書いても設定されません。
| 設定 | 選択肢 | 既定値 |
|---|---|---|
| 尺 | 2.5 では4〜30秒、2.0 では15秒まで | 5秒 |
| 解像度 | 480p、720p、1080p | 720p |
| アスペクト比 | 16:9、9:16、1:1、4:3、3:4、21:9、adaptive | adaptive |
| 音声 | オンまたはオフ | オン |
アスペクト比は、プレビューでの見栄えではなく、そのクリップがどこで見られるかから選んでください。尺は、シーンに含まれる動作の数から選びます。5秒はひとつの動作を保持し、4つのことが起きる連なりには20秒以上が必要です。
4K の選択肢はありません。出力は 1080p で止まり、このモデルに 4K の階層を載せているガイドは、ついに出荷されなかったリリース前の資料を繰り返しています。
セリフも含めてプロンプトを書く
プロンプト欄は20,000文字まで受け付けます。テキストだけから生成する場合は必須で、参照画像を添付すると任意になり、そこではすべてを記述するのではなく画像を操舵する役割になります。
被写体、動作、場所、光、カメラを記述してください。そのひとつひとつを完成クリップと突き合わせられる形にしておけば、2回目の試行を、間違って返ってきた項目に狙いを定めて撃てます。
セリフは引用符に入れます。引用符の中にあるものは映像と同じパスで音声として生成されるので、声に出して読み、設定した尺と照らして時間を測ってください。セリフでない音は、引用せずに記述します。
参照画像は、初心者が使える品質改善としていちばん手っ取り早いものです。1リクエストで最大30枚まで取れ、追加費用はゼロで、意図している部屋の写真1枚は、その部屋についての1段落より多くを確定させます。参照クリップと音声トラックも、2.5 ではそれぞれ最大10まで使えますが、請求を増やす入力は参照動画だけです。メディアはすべて公開された HTTP(S) の URL として渡し、データ URI は拒否されます。
送信して、待つ
生成は非同期です。リクエストがタスクを作り、動画はそのタスクをポーリングして後から回収します。リアルタイムで流れてくるものはありません。
平均2〜5分を見込んでください。ポーリングに費用はかからないので、15秒か20秒ごとの確認で十分です。失敗したジョブは全額返金され、そこにはコンテンツ審査で止まったジョブも含まれます。
請求を予測可能に保つ
課金は完成動画の秒単位で、単価は解像度が決めます。参照クリップなしの生成の秒単価は、480p が $0.118589、720p が $0.266824、1080p が $0.461856 です。
クリップ単位に直すと、480p の5秒がおよそ $0.59、720p の5秒が $1.33 を少し超える程度、1080p の10秒が約 $4.62 になります。
いちばんお金が浮く習慣は、低い解像度で下書きすることです。納品するつもりの尺とアスペクト比をそのまま使って 480p で反復してください。その2つは構図とテンポに影響するからです。そして完成したプロンプトを、実際に必要な解像度で一度だけ回します。480p での10秒の試行6回は約 $7.12 で、その後に続く 1080p の1回が約 $4.62。1080p での10秒の試行6回なら約 $27.71 です。
最初につまずくのはたいていここ
尺に対してセリフが長すぎるのがいちばんよくある失望で、これはモデルの失敗ではなく算数です。語数を数えてください。
2つめは、設定を文章として書いてしまうことです。アスペクト比、尺、解像度は、プロンプトの本文に現れても無視されます。
3つめは、メディア URL が弾かれることです。ファイルは公開された HTTP(S) で到達可能でなければならず、インラインのデータはプラットフォーム全体で拒否されます。
4つめはエラー 80006、どの段階が反応したかを教えてくれない安全性による拒否です。実名の著名人、第三者の知的財産、違法なコンテンツはモデルの内部でブロックされ、どの設定でも外れません。content_filter というフィールドがあって既定値は true ですが、false にすると制限のゆるいチャンネルが選ばれるだけで、審査はそのまま残ります。いずれにせよジョブは返金されます。
よくある質問
Seedance を使うのにコードが書ける必要はありますか? ホストされたインターフェースなら不要です。そこでは尺、解像度、アスペクト、プロンプトの同じフィールドがフォームとして出ています。ホスト型 API を直接呼ぶには、API キーと、HTTP リクエストを送って結果をポーリングできることが必要です。
Seedance の動画は生成にどれくらいかかりますか? 平均2〜5分です。ジョブは非同期なので、リクエストはすぐにタスクを返し、完成したファイルはポーリングで回収します。
Seedance の使い方をいちばん安く学ぶには? 480p で下書きすることです。秒単価がいちばん低く、生成時間は同じで、ポーリングは無料、失敗したジョブは返金されるので、実験はドル単位ではなくセント単位で済みます。
自分の画像や声を足せますか? 参照画像と音声トラックは受け付けられ、請求には何も足しません。参照動画も受け付けられ、これが課金秒数を増やす唯一の入力タイプです。
ひとことでまとめると
Seedance の使い方を凝縮すると、バージョンを確認し、尺・解像度・アスペクト比・音声をフィールドとして設定し、ショットを記述してセリフを引用するプロンプトを書き、参照画像は無料なので添付し、送信して2〜5分ポーリングし、反復はすべて 480p で済ませてから 1080p の1回にお金を払う、ということです。


